今日は『デスノート』を家のリビングで拾ったので、それについて話をしたい。
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ウチの次男(5歳児)はイタズラが好きだ。いつの間にか仕掛けを作って置いて、トラップに引っ掛ける。ターゲットが困る姿を見ては、空を仰ぎ、目を細め、手を叩いて、ケラケラ笑う。リトルデビルと呼ぶにふさわしい。
先日は、お兄ちゃんとお風呂に入ったのだが、なぜかいつもより早く上がった。自分でお利口に体を拭いたりしている。こういう場合は大抵、何かをたくらんでいる。
そしてお兄ちゃんは、風呂上りの寒いなか、裸でパンツを探す羽目になる。
それを横目に本人は何も知らないような顔をして、絵本を読んでいたりする。よ~く見ていると、時々、兄をチラッと見る。
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最近は手が込んできた。兄が学校へ出かけた後、例によって大切なぬいぐるみを隠すのだが、それがどこか? 兄が帰宅した後に習い事に持っていくバックの中だ。
そうすると、どうなるか。
兄は学校から帰ってきて一番最初にぬいぐるみを探す。探す。探す。どれだけ探しても出てこない。無い、無いと半ば泣きそうになっている。自分がどこかに置き忘れていることもあるから、直ぐには弟のせいにはできない。そういう所も、兄は慎重なのだ。とにかく、どこにもない。そうしているうちに習い事の時間が近づき、タイムアップ。まさに泣く泣く支度を始める。
兄は性格上、家をでる前に、かならず忘れモノが無いかバックの中を確かめる。。。
そこには。。。
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そんな5歳児の弟が、新年早々、神様に手紙を書いた。少しクシャクシャなのは、本人がギュッと握りしめたから。
字がまだ下手くそで順序もおかしいが、少し手直しするとこう書いてある。
かみさまへ
おとうさんは、ぶっころしてね。
おにいちゃんは、ぶんなぐってね。
(弟)より
かなり、恐い。
なぜこういう手紙を書くのだろうか?聞いてみる。
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私「どうしてこんな手紙書くの?」
5歳児「おとうさんも、おにいちゃんもすぐ怒るからだよ。」
私「何した時に怒った?」
5歳児「ポケットに手を入れたとき」
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そしてこの手紙を握りしめ、寒い寒いベランダへ出ていった。
空を見上げると、真剣な顔つきで、月に手を合わせている。
なんと、神様と交信しているのだ!
「恐いからやめなよ」と私。
すると私が困った顔を見て、
ニンマリ笑みを浮かべたかと思うと、
暗い空を仰ぎ、目を細め、手を叩いて、ケラケラ笑った。
寒空に。
おわり
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