【ふるさと納税】お米6万円を例に金額メリットをシミュレーション！

「ふるさと納税」、、、なんとなくお得な気がしますが、実際どれくらい金額的なメリットがあるのか、ちょっと分かりにくいですよね。この記事では、年収500万円のサラリーマンが、ふるさと納税を使って人気の「あきたこまち」をゲットした場合、一体どれくらいお得になるのかを、分かりやすく解説します。最後まで読めば、ふるさと納税のすごいメリットがきっと分かるはずです！

ふるさと納税ってどんな仕組み？

ふるさと納税は、あなたが住んでいる場所以外の応援したい自治体（都道府県や市区町村）に寄付をする制度です。寄付をすると、そのお礼として、その地域の特産品などがもらえるんですよ。このお礼の品を「返礼品」って言うんですね。

そして、一番のポイントは、この寄付したお金のほとんどが、あなたが本来払うはずだった税金から控除（差し引かれること）されることです！ つまり、実質的には、ほんの少しのお金を使って地域の特産品をもらい、さらに地域応援にもなるという、とってもお得な仕組みなんです。

年収500万円の人が寄付できる上限額は？

ふるさと納税で税金の控除を受けられる寄付の金額には、上限があります。これは、あなたの年間の収入（年収）や、家族構成によって変わります。

例えば、東京に住んでいて、年収が500万円のサラリーマンの場合、独身の方や、配偶者の方が働いていて扶養に入っていないご夫婦の場合、年間で約61,000円まで寄付をしても、ほとんどの金額が税金から控除される目安になります。もし、配偶者の方や扶養しているお子さんがいる場合は、この上限額が少し低くなることもあるんです。

今回は、この年収500万円のサラリーマンが、上限額に近い60,000円を使って、人気の返礼品である米「あきたこまち」を購入するケースを考えます。

あなたの上限額のシミュレーションはこちら！

ふるさと納税でお金が戻ってくる仕組み

ふるさと納税で寄付をすると、国や自治体は「地域を応援してくれてありがとう！」という気持ちを込めて、税金を安くしてくれるんです。これが「税金控除」という仕組みです。

税金には、大きく分けて「所得税」と「住民税」の2種類があります。所得税は、その年の1月1日から12月31日までの所得に対してかかる税金で、住民税は、その年の所得に応じて、翌年に住んでいる自治体に払う税金です。ふるさと納税をすると、この両方の税金が安くなる可能性があるんです。

特にすごいのは、ふるさと納税の場合、寄付した金額から2,000円を引いたほとんどの金額が、税金から控除されるという点です。つまり、実質的には2,000円の負担で、色々な地域の特産品がもらえることになるんですね。この2,000円は、1年間の寄付の合計額に対してかかるもので、何回寄付をしても、合計で2,000円の自己負担になります。

例えば、年間で60,000円ふるさと納税をした場合、翌年の税金が約58,000円安くなりますので、あなたの本当の負担は2,000円だけ、というわけですね。

ふるさと納税の金額メリット 計算前提

• サラリーマン 年収500万円
• ふるさと納税額 60,000円
• ふるさと納税額 60,000円で得た返礼品は、高級米「あきたこまち」20kg
• ちなみにこの「あきたこまち」20kgをスーパーなどで購入すると20,000円と想定

ふるさと納税の返礼品の中でも、お米はとっても人気があります。特に「あきたこまち」は、もっちりとした食感で美味しいと評判ですよ。

もし、このサラリーマンがふるさと納税を使わずに、普通のお店やインターネットで「あきたこまち」を買おうとすると、20kgで大体20,000円くらいになるでしょう。

ふるさと納税の金額メリット 計算してみた

今回のサラリーマンは、寄付できる上限額に近い60,000円を使って、「あきたこまち」を20kgもらうことにしました。ふるさと納税のサイトを見てみると、30,000円の寄付で10kgの「あきたこまち」がもらえるものがあったんです。そこで、彼はこのお米に2回寄付をして、合計20kgの「あきたこまち」を60,000円で手に入れることにしたんですね。

このサラリーマンが合計60,000円をふるさと納税した場合、税金はどれくらい安くなるのでしょうか？ 原則として、寄付した金額から2,000円を引いた金額が、翌年の所得税と住民税から控除されます。ですから、今回のケースでは、60,000円 – 2,000円 = 58,000円が、彼の税金から控除されることになります。

つまりこのサラリーマンが実質負担する金額は2,000円！

ふるさと納税の金額メリット 比較

このサラリーマンがふるさと納税を利用した場合と、利用しなかった場合で、「あきたこまち」にかかる費用を比べてみましょう。

ふるさと納税を利用しない場合： もし彼が普通にお店で「あきたこまち」を20kg買おうとしたら、5kgで5,000円ですから、20kgだと5,000円 × 4 = 20,000円かかることになるんですね。

ふるさと納税を利用した場合： 彼は合計60,000円を寄付することで20kgの「あきたこまち」をもらったわけですが、税金が58,000円安くなりますから、実質的な負担は2,000円だけです。

この2つのケースを比べてみると、ふるさと納税を利用した場合、「あきたこまち」20kgを手に入れるための実質的な費用は2,000円ですね。一方、普通に購入した場合は20,000円かかるんです。

つまり、20,000円 – 2,000円 = 18,000円もお得になったということになります！

ふるさと納税を利用することで、このサラリーマンは20,000円相当の「あきたこまち」を、たった2,000円で手に入れることができたんですね。これは、非常にお得な買い物だと言えるでしょう！

ふるさと納税 金額差 まとめ表

最後に、ふるさと納税を利用した場合としない場合で、金額がどのように違うのかを、表にまとめてみました。

20kgの米「あきたこまち」がいくらで手に入るかという視点で見てみるよ

項目	スーパーで購入	ふるさと納税利用	得した金額
米の購入費用	20,000円	0円	–
ふるさと納税寄付額	0円	60,000円	–
税金の控除額	0円	58,000円	–
実質負担額	20,000円	2,000円	18,000円

まとめ

今回の例で見たように、ふるさと納税を賢く利用すれば、普段買うものをとってもお得に手に入れることができるんです。今回の「あきたこまち」のケースでは、なんと18,000円もお得になりました！

応援したい地域に寄付をすることで、その地域を元気にすることもできますし、自分自身も返礼品という形で大きなメリットを受けられます。さらに、税金が安くなるという嬉しい特典もあるので、ふるさと納税は本当にすごい制度ですね！

少し難しく感じる部分もあったかもしれませんが、この記事でふるさと納税の金額的なメリットがどれくらい大きいか分かりましたでしょうか？ 大人になったら、ぜひこの制度を活用して、お得に生活を楽しんでほしいなと思います。