お肉を使った豆腐ハンバーグって美味しいですよね。お肉だけで頂くよりもアッサリして、ヘルシー。気分によってはテリヤキなんかのアレンジも。そして何より、かさ増し料理なので、お財布に優しい。
そんな豆腐ハンバーグですが、魚で作ることも可能です。特に鯵(アジ)が美味しい。今回は、鯵を使った豆腐ハンバーグをご紹介します。
ところで鯵の「たたき」や「なめろう」、「山家焼き(さんがやき)」ってご存じでしょうか。元々は漁師飯なのですが、とても美味しく合理的な食べ方なので、知っておいて損はないと思います。「たたき」を多めに作ったら、「なめろう」「山家焼き」に進んで変化を与えるんです。このルートに「豆腐ハンバーグ」を加えては如何でしょう?というのが今回のご提案となります。子供でも食べやすい。
これらの料理は、電車の路線に例えるならば、、、
鯵(始発)→「たたき」→「なめろう」→「山家焼き」(終点)です。
降りたい(食べたい)駅に落ち着けばいいんですね。この路線の「なめろう」で乗り換えて、支線で行けるのが、今回紹介する「豆腐ハンバーグ」。そんな位置づけです。
<鯵浜線 路線図>
「鯵」
↓
↓ 生姜、大葉、ネギ
↓ たたく
↓ 醤油
↓
「たたき」
↓
↓ 味噌
↓ 豆腐/焼く
「なめろう」→「豆腐ハンバーグ」
↓
↓ 焼く
↓
「山家焼き」
こんなイメージ。
というわけで、本日は「なめろう」駅で乗り換えて、「豆腐ハンバーグ」に向かいます。各駅で十分に換気は行いますので、安心してご乗車ください。
鯵の豆腐ハンバーグの作り方(2人分)
材料
- 鯵 2尾
- 豆腐 1/2丁
- 味噌 大さじ1~2
- 小麦粉(か 片栗粉)大さじ2
- 玉ねぎ 1/2個
- 人参 3cm
- 生姜すりおろし 少々
- (大葉 みじん切り 3枚)お好みで
作り方
- 玉ねぎ、人参はみじん切りにして、電子レンジで熱を通しておく。
- 豆腐は水抜きする(キッチンペーパーに包んで2分くらいチン)。
- 鯵の身を包丁で叩いて、細かくする。
- 材料を全て良く混ぜ、ハンバーグの形に整える。
- 両面を焼いたら、鯵の豆腐ハンバーグの出来上がり。
写真と解説
豆腐の水切りですが、こうやって立てて置くだけで水がある程度抜けるってご存じでしたか?鯵を捌いている間、立てて水切りしておきましょう。段取りってヤツです。
鯵は三枚下しにして、腹骨を削ぎ、小骨を抜く。そして皮を剥ぎます。
たたく!
青魚を叩く理由には、万一、寄生虫がいた時にそれを断ち切る(殺す)という理由もあるそうです。先人の知恵ですね。ちなみにアニサキスのリスクを低減するのに、ブラックライトはその一助となります。【関連記事】汎用ブラックライト波長365nmにアニサキスは反応するか検証
三枚下しにした後、中骨についた身。。。私、スプーンで掻きとります。マグロでいう「中落ち」ですよ。もし三枚下ろしに失敗しても、これでリカバーです。味噌汁に入れても美味しいですよ。
ついでですから、頭やカマについた身もリカバーです。これが鯵への敬意です。
はい。というわけで、鯵の110gとリカバー20gで合わせて130gです。
豆腐はその後、電子レンジでも水抜きしました。玉ねぎ・人参も電子レンジでチンして、冷ましておきます。
材料を全部合わせ、よくこねましょう。
ハンバーグっぽく、形を整えます。
フライパンに油をひいて、両面を焼くだけ。片面は蒸しましょうか。もう片面は、水分を飛ばしながらこんがりと。
鯵の豆腐ハンバーグの完成です。
ハンバーグと言いながら、鯵ですから、醤油かポン酢が合いますね。そして今、思いつきましたが、大根おろしを合わせるのも良いかもしれません!次回は試してみようかな。
ちなみに鯵の骨は、骨せんべいで頂きました。電子レンジで6分間(700w)チンするだけです。【関連記事】簡単♬最速♬ ノンフライ【レンジで骨せんべい】鯵(アジ)
このままボリボリ食べると、香ばしくて美味しい。子供達も大好きです。
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まとめ
今回は、鯵を使う豆腐ハンバーグをご紹介しました。加熱料理ですから、お子様も安心して召し上がれます。かさ増しで豆腐を使うので、生ゴミも少ない!生姜や大葉の量を加減して、お好みの味に仕上げると良いと思います。宜しければお試しください。
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