簡単で美味しい鍋は?と聞かれれば、「ブリしゃぶ」と答えます。言ってしまえば、野菜とブリ切って、出汁鍋にジャポン。これで終わりですよね。簡単なのにとても美味しい!
今回は、そんな「ブリしゃぶ」作り方をご紹介します。その中に私流のこだわりを3つ盛り込みました。簡単で美味しいので是非、試してみて下さい。おもてなし料理としても恥ずかしくない様に工夫しています!
「ブリしゃぶ」3つのこだわり
さて「ブリしゃぶ」を作るにあたり、どうしてもゆずれない、こだわりポイントを3つお伝えします。
ブリは柵(サク)で買ってくる!
ここでお伝えしたいのは、魚の鮮度の話です。すでにスライスされたしゃぶしゃぶ用のブリをご覧になったことがあると思いますが、確かにそのまま食べられるので、とても便利です。しかし!美味しく食べたいのであれば、やっぱり柵です。
魚は空気に触れている面積が大きいほど、劣化していきます。薄く切った状態では、時間とともに美味しさが損なわれていくのです。表面が乾いて色が変わっているモノをご覧になったことがあると思います。
少しでも美味しく食べたいのであれば、柵で買ってきて、食べる直前にスライスしてみて下さい。雲泥の差があります。
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大根、人参をうす~くスライス!
ブリがしゃぶしゃぶなら、野菜もしゃぶしゃぶで頂きたい。火の通りを良くしておくと、茹で時間も読みやすいので、ストレスなく頂けます。「これもう煮えたかなぁ?」、の会話がなくなります。また、おもてなし的にも見栄えがキレイになります。
だしパックを使ってワンランクアップ!
複雑な味が楽しめるだしパックは、マイブーム。簡単なのに本格的な味になるのが嬉しいですね。だしパックの味をご家庭で再現するのは中々難しいと思います。だったら、簡単だから使っちゃえ!のノリです。
最近のお気に入りはコチラです。
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ブリしゃぶの作り方
材料(3人分くらい)
- ブリの柵 280g
- 大根 5cm
- 人参 1/2本
- 水菜 1/2房
- ☆水 1000ml
- ☆だしパック 3袋
ブリしゃぶの作り方
- ☆の水とだしパックは、水の状態から加熱し、沸騰してから5分煮出す。だしパックは取り除いておく。
- 大根は皮をむいたら、スライサーで薄くカット
- 人参は皮をむいたて、ピーラーで薄くスライス
- 水菜は洗って食べやすい大きさにカット
- <ポイント>ブリは食べる直前に切って盛りつける。
- ブリも野菜もしゃぶしゃぶして頂いてください。
写真と解説
※撮影協力:スタジオ小3ボーイ
人参は、ピーラーでスライスします。長いヒモ状でいかがでしょうか。
大根はスライサーを使います。このチタン製のスライサーは愛用品です。チタンなので、腐食に強いし金属の臭いが食材につきません。コチラの記事で紹介しています→簡単! 最速! 大根つまの作り方
大根と人参はこの様に盛りつけました。人参に立体感があって良いと思います。
水菜も食べやすい長さに切りましたよ。
出汁は、だしパックを使って簡単に美味しく。金色の出汁が取れました。カツオのいい香り。
さぁ、最後に主役のブリです。柵はサッと水道水で洗って、雑菌を除去します。水で流したら、直ぐにキッチンペーパーで十分に水気を拭き取ってください。
たまには愛用の刺身包丁も撮影しておきます。刺身を切る時は、刺身包丁があると便利です。刺身はノコギリみたいにギコギコと切ると、美味しくなくなります。その点、刺身包丁は刃渡りが長いので、1回の動作で身が切れるんです。切り口がキレイになり、美味しく仕上がります。
柵は出来上がりをイメージして不要な部分を切り取って形を整えておくと、盛りつけた時にキレイです。さぁ、精神を統一して、切ってまいります。
そして、盛りつけていきます。
最後に、切れ端を重ねて並べます。これをクルクル巻きにして、皿の中央に盛りつけます。
はい、こんな感じ。
それでは頂きましょう!
野菜を入れて、、、
ブリをしゃぶしゃぶして、ポン酢で頂きます。
シメは雑炊です(ご飯・卵・小ネギにて)。汁まで完食しましたよ。ブリの脂が溶けた出汁に、ポン酢を少しだけ入れると、もう箸が止まりません。旨すぎます。出汁もゴクゴク飲んでしまいました。
ん~満足
作り方のご紹介と言いながら、自分が楽しんでしまいました(失礼)。
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まとめ
今回は、おもてなしにも使える【ブリしゃぶ】の作り方をご紹介しました。だしパック使えば、本格的な味が簡単に楽しめます。そして野菜はスライスすると食べやすいことをお伝えしました。そして何と言っても、魚を美味しく食べたいなら、食べる直前にスライスです。
もし刺身包丁にご興味がある様でしたら、初心者の方にはコチラをおすすめします。安くて、錆びにくいステンレス製でチョイスしました。
これで使い心地が分かったら、刃渡り(長さ)や材質などを自分の使いやすいものにしていけば良いと思います。
鍋の季節はもう終わりでしょうか。いや、まだまだいけますよ。そこにブリがある限り。
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