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魚にまつわる【紛らわしい言葉】12選

今回は、魚に関係する紛らわしい言葉を解説します。

 

日常生活でよく耳にする言葉なのに、正確にはその意味を知らなかったり、勘違いしているものがあると思います。例えば「ぎょかいるい」って漢字でどう書く?鮭は「さけ」「しゃけ」?など。

 

そういった紛らわしい言葉を『お魚バージョン』としてまとめていきます。正しく理解すれば、魚に対する理解も深まるはず。皆様の参考になれば嬉しいです。

 

それではスタート!

 

 

魚に関する紛らわしい言葉

「魚介」類と「魚貝」類の違いは?

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魚介・・・水産物全般(海藻類は除く)
魚貝・・・魚類と貝類

使っている漢字を分解してみると「魚」「介」「貝」の3つですね。「魚」と「貝」は、問題ないと思います。そのままです。問題は「介」ですね。「介」の意味を調べると、一般的な助けるとか仲立ちをするという意味の他に、甲羅と言う意味があるのです。

 

つまり「介」は鎧の様な甲羅を持つ生き物のことを差す言葉です。貝や海老、蟹などですね。それが広がりを持って、甲羅を持たないイカやタコなども含んで、水産物全般を指す言葉となりました。

 

魚貝は単に、魚と貝です。魚貝スープは、魚と貝が入っているんですね。

 

「海産物」と「水産物」の違いは?

海産物・・・海で獲れる魚介類(加工品含む)
水産物・・・海だけでなく河川や湖で獲れる魚介類(加工品含む)

 

鯛の「おかしらつき」漢字では?

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鯛のおかしらつき。漢字でどう書きますか?間違いが多いのが、「お頭付き」や「御頭付き」。鯛に頭が付いている、という捉え方。

 

正解は「尾頭付き」です。頭だけではありません。「尾」と「頭」が付いた丸1匹の縁起物ですよ!という意味なのです。

 

「活魚」と「鮮魚」の違い は?

ずはり

活魚・・・生きている魚
鮮魚・・・(死んでいるが)食用として新鮮な魚

 

鮮魚店は、新鮮な魚を扱うお店のことですね。さらには「生鮮魚(せいせんぎょ)」という言葉もありますね。これは比較的新しい言葉です。新鮮さをアピールする為に生まれた言葉でしょう。

 

生鮮魚・・・鮮魚の中でもトップクラスに新鮮な魚

 

鮭は「さけ」「しゃけ」どっち?

結論:どちらも正しい

オリジナルは「さけ」です。

 

私の手元にある旺文社の国語辞書によると

さけ・・・サケ科の海産硬骨魚。

しゃけ・・・「さけ」の転

とあります。

 

なぜ2つの呼び方があるかは、訛り説や生死説など、諸説ある様です。

 

「サケ(鮭)」と「マス(鱒)」の違いは?

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結論:日本では明確な定義されていない

 

ずっと淡水ならマス、成長して海ならサケ、というイメージが強いかもしれません。しかし日本では歴史的にサケ科の魚をマスと呼び、その中でシロザケをサケ(鮭)と区別した背景があります。また生態が分けきれない事情などもあり、明確には定義されていないのが実情です。

 

「肴」と「魚」の違いは?

「魚」は「肴」から派生した言葉と言われています。元々は魚=うお。

肴・・・酒を飲むときに添えて食べるもの
魚・・・魚類

お酒のお供として主に食べられた「肴(さかな)」が魚類だった為に、魚類そのものを「さかな」と呼ぶようになったそうです(鎌倉時代頃からと言われています)。

 

なので今でも生きている魚は「うお」。死んだ魚を「さかな」と区別している地方もありますね。

 

魚の「アラ」と言えば?

魚の「アラ」が紛らわしいと感じたことがある方は、お魚通ですね。

 

一般的にアラと言えば漢字では「粗」の字が充てられ、魚を下した後に残る頭、骨、ヒレのことを言うと思います。

 

しかし紛らわしい理由は、「アラ」という種類の魚がいるからです。こちらの写真がアラです。

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出典:市場魚貝類図鑑

アラは、とても美味しいハタ科の高級魚です。刺身や煮付け、鍋などで食べられます。大きいもので1mくらいに成長します。

 

そしてこの「アラ」という言葉、もう一つ紛らわしい理由があります。

 

同じハタ科に「クエ」という魚がいます。これも鍋などで美味しい魚がなのですが、なんとこの「クエ」、西日本での地方名が「アラ」なんですね。特に九州ではこの魚を使った「アラ料理」が有名なのですが、、、標準名で呼ぶならアラ料理では無く「クエ料理」ですね。

 

や~や~こ~し~や~

 

「海老」と「蝦」どう違う?

海老・・・歩くエビ(伊勢エビなど)
蝦 ・・・泳ぐエビ(車エビなど)

 

「白身」「赤身」「青魚」って何?

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赤身魚・・・筋肉色素と血液色素を多く含む、身の赤い魚
白身魚・・・上に書いた赤身では無い魚
青魚・・・背の色が青い魚の総称

 

赤身魚の代表は、マグロ、ブリ、サバなどの回遊魚です。卵から孵ったら、死ぬまで泳ぎ続けます。生命を維持するのに大量の酸素を必要とする為、筋肉や血液の色素に関係する「ミオグロビン」「ヘモグロビン」を多く含む為、身が赤く見えます。

 

白身魚の代表は、タイ、ヒラメ、カレイなど。岩礁域などに住むじっとすることの出来る魚ですね。鮭は間違われやすいですが、白身魚です。

 

青魚は、身の成分の話ではありません。単に背の色が青い魚の総称です。イワシ、サンマ、アジなどです。

 

「真子」「白子」「肝」ってどこの部位?

真子・・・メスが持つ卵巣(卵)
白子・・・オスが持つ精巣
肝・・・肝臓

~豆知識~

真子(卵)は、魚によってその加工品の呼び名が変わりますね。

(真子:魚種)として例をあげます。

  タラコ:スケトウダラ

  イクラ:鮭

  数の子:ニシン

  トビコ:トビウオ等

  キャビア:チョウザメ

  からすみ:ボラ

 

一方、白子はどうでしょうか。タラやフグ、アンコウの白子は有名ですね。イカや鮭の白子も美味しいそうです。ただ、一般的には魚種によるそれぞれ個別の呼び名は無いように思います。

 

「シラウオ」「シロウオ」「シラス」は同じもの?

シラウオ(白魚)・・・シラウオ科の魚
シロウオ(素魚)・・・ハゼ科の魚
シラス・・・白い色をした稚魚の総称

 

シラウオは、内湾から汽水域に生息する全長10cmほどの透明の魚です。お腹に黒い点が2列並んでいるのが特徴です。頭を上から見ると将軍_徳川家の「葵(あおい)」の紋に似ている模様が見えることから徳川家に保護されたという歴史を持ちます。

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シロウオは、生きたまま食べる「踊り食い」で有名ですね。全長は6cmほどで透明。体の浮袋が気泡の用に透けて見えるのが特徴です。先日私が見つけた佐賀産のシロウオ。生きたままパックされてました(1200円也)。ラベルは白魚の漢字が充てられてますね。ややこしい。結婚前の両親の顔合わせで、初めてシロウオを踊り食いで食べた嫁が、大騒ぎしたのを懐かしく思い出します。

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シラスは、白い色をした稚魚の総称です。シラス丼なんていう場合は、イワシの稚魚が一般的ですね。ウナギの稚魚のことも、ウナギのシラスって呼びますね。それはこの稚魚の総称である理由からです。

 

まとめ

如何でしたか。今回は「魚にまつわる紛らわしい言葉12選」をご紹介しました。使い分けが出来ていれば、次のことを覚えるのに理解しやすくなりますね。シラスと一口でいっても、イワシとは限らない訳です。何の稚魚でどういう背景があるか?に興味が持てれば、食の幅が広がると思います。ご参考になれば幸いです。

 

 

 

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