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冬(旬)のメジナ(グレ)はどんな味?料理はムニエル・アラ煮・刺身!

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今回は、冬のメジナを頂きます。夏に食べた刺身のリベンジです。

 

メジナは、磯釣りではその引きの強さで人気のある魚です。しかし食用となるとあまり知られていないのではないでしょうか。食べられる魚の名前を挙げてみて?の質問で、「メジナ」が出てくる人は少ないでしょう(笑)。そんなメジナですが、夏は磯臭いと敬遠されがちです。しかし季節が変わり、冬になると美味しくなるんだとか。

 

実は、夏場にメジナを買って食べたことがあるんです。一匹400円でお買い得!と飛びつきました。刺身に下してみると、皮を引いたその外観はまるで鯛の様に美しい。期待を胸に口に運んだのですが、、、うっ臭い。うわさ通りの磯臭さ。

 

でもね、いろんな本に書いてあるんです。冬は旨いって。というわけで、今回は、ウインターリベンジです。寒い季節に会えるのを楽しみにしてました。

 

やっとお目に掛かれた。冬のメジナ様。

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黒く艶々した体。体高が高く、丸っこくて愛嬌がありますね。クロダイと間違える人がいるらしいですが、よ~く見てください。全然違います。こっちの方が顔小さくてカワイイです。というわけで、

 

今回はメジナ!真剣に向き合います!

冬(旬)のメジナ(グレ)どんな味?刺身

目次(Contents)

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メジナ 基本情報

  • 標準和名:メジナ(眼仁奈)
  • 科:メジナ科
  • 生息域:新潟、房総半島以南から鹿児島
  • 旬:冬(11~2月)

メジナ マメ知識

  • 名前の由来は、目が口に近い為、「目近魚」と呼ばれたものが訛ったと言われている。諸説あり。
  • 関西での呼び名は「グレ」。
  • 夏と冬で食べるエサが変わる。夏は動物性のエビ、カニ、小魚など。一方、冬は植物性で海苔などの海藻。
  • 雑食の為、果物のミカンで釣る方法が静岡県にある。静岡での地方名「クシロ」と合わせて「ミカンクシロ」とも呼ばれる。
  • 一般的に、夏は臭みが強く食用に適さない。冬においしい魚。冬に海藻などの植物を食べることにも関係がある様子。

▼「メジナ」をチェック

本日の個体

  産地:石川県

  体長:27cm

  重さ:830g

  価格:600円(1kgあたり720円)安い!

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眼がやや青い。

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この小さい歯が、海藻を食べるのに適しているらしい。

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メジナ 調理・実食

さて、今日は、刺身、ムニエル、アラ煮とします。

メジナを捌く

先ずは3枚に下します。腹骨はそぎました。ウロコが硬いです。ガリガリして落としましょう。内臓にはしっかり脂が付いていました。こういう場合は、身にも脂がのっていることが多い。

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アラには塩を振って、臭みを抜きます。その後、熱湯で霜降りにして、ウロコや血合いをキレイにとっておきます。

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昼に捌いた切り身を夕方まで一時保管したいのですが、こういう時にオススメなのがコチラ。魚・肉の為の鮮度保持吸水シートです。

このシートは、時間と共に発生する余分なドリップを吸収して、鮮度を保ってくれます。変色や臭みも抑えるので美味しさもキープできます。少しお高いですが、あると大変便利。魚料理には強い味方です。特殊フィルム上では水分が一方通行なので、ドリップに食材が触れなくて済むんですね。愛用品です。こんな感じで包んでおきます。

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そして冷蔵庫へ。

時は流れて、、、夕方になりました。子供らの帰宅に合わせて料理していきますよ! 

メジナのムニエル

先ずはムニエル。臭みがあるかもしれないことも考慮して、レモンの酸味を利用したい考え。醤油とレモン汁=1:1で、ソースを作っておきます。

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切り身は骨を除いてあげて、塩コショウ。

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小麦粉をまぶします。

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フライパンに油をしいて、両面焼きますよ。

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焼けたら、バターを絡める。

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レモン醤油を回しかけたら、はい完成です。

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美味しい!焼いた皮が香ばしい。レモンの酸味と白身が良く合うね。

骨を丁寧に抜いてあるので、大きな口でほうばってモグモグと食べれます。脂がのっていましたよ。

メジナのアラ煮

酒1カップと水1.5カップに、下茹でした大根とアラを投入します。この状態から火にかけていきます。酒のアルコール分と一緒に魚の臭みが飛んでくれます

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沸騰したらアクを取ります。アクの取り方ですが、一旦強火にするとアクが一か所に集まってくるので、そこをすくい取ります。これが簡単な方法です。

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味付けは、

  • 砂糖 大さじ2
  • 味醂 大さじ1
  • 醤油 大さじ2
  • 生姜 数切れ

を順に入れていきます。

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落としブタをして、20分くらい煮付けます。蓋を外して適度に煮詰めたら。

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▼「豚の落し蓋」をチェック

はい、出来上がり。煮汁は煮凝りも作ったので減っています。

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旨みを吸った大根がとても美味しいよ。

冷えた状態で食べると、魚の身肉は、若干臭みが残っていました。生姜が少なかったかな 。

メジナの刺身

最後に刺身です。半身の背側を刺身にしました。

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綺麗な身です。写真でもシットリ脂がのっているのが分かります。

夏よりも脂がノッてるよ。少しだけ磯臭さは残っているね。

だったら、チョンチョンとお醤油を付けて、

お醤油にくぐらせるとアラ不思議。臭みは一切感じなくなった!

▼「刺身包丁」をチェック

そして脂のノッた身が甘くて美味しいんです!これで一匹600円なら確実にリピートしますよ。しかし醤油の消臭効果って凄いですね。そんな事にも感心しました。 

 

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まとめ

今回はウインターリベンジ、冬のメジナを頂きました。期待以上に脂がのっていたことにビックリ。ムニエルは大変美味しくできました。

そして刺身は夏に頂いたものとはまるで違いましたよ。醤油を垂らすと、とても美味しく、あっという間に平らげてしまいました。

寒い季節にメジナを見つけたら、脂ののった白身を是非堪能してみて下さい。

 

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コメント一覧 (1件)

  • hotaru spitz様
    嬉しいコメントを有難うございます。本当は綺麗に盛り付けて写真を!とか思うのですが、早く早くと急かされるのでそれも一苦労。嬉しい悲鳴でしょうか。良い気付きは発信します。何かのお役に立てれば幸いです。

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