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「ピチット」を使う、魚卵の佃煮と干物の作り方(ニシンの卵)

今回は、生のニシンの卵(数の子)を使って佃煮干物を作ります。数の子を乾かすのに、料理人も使用する脱水シート「ピチット」を使用します。

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数の子は、数の子として購入したものでは無く、購入した生のニシンのお腹に、たまたま入っていたモノです。

 

私は丸一匹の魚を買ってくることが多いので、よく生の真子(卵)や白子が手に入るのですが、その真子・白子を目の前に「さぁ、どうやって食べよう」となるわけです。その選択肢の中で、意外と美味しくておススメなのが「干物」なんですよ。これってあまりレシピとしては挙げられていません。やる人がいないという事でしょうね。美味しいんですけどねぇ。

 

もちろん真子・白子が小さすぎると、干物にしても食べ応えがありません。しかし、今回の様に大きめの卵であれば、干物にするのも美味しい食べ方の1つです。数の子の干物なんて贅沢じゃありませんか。

北海道産ニシン

ニシンを捌いたときの数の子

ニシンの数の子

近くのスーパーで買った北海道産のニシンです。パックで売られていたものにしては、新鮮です。こういうのって当たり外れがありますよね。これは当たりです。ちなみに、ニシンは体色が赤くなってると古いというイメージが強い。

 

このニシン1匹の重さが400g。卵の重さは115gなので、体の約3割が卵だったという事です。これが昔から珍重されている「数の子」です。

 

ニシンは資源の問題に瀕している魚でもあります。こちらに記事にしてあります。

 

それでは、生の数の子の食べ方のご提案です。

  • 佃煮(煮付け)
  • 干物

を作っていきます。スタート!

ピチットで魚卵の佃煮と干物(作り方)

 

「ピチット」を使う魚卵の佃煮(煮付け)

脱水と臭みを抜くことを目的に「ピチット」を使用します。

ピチットレギュラー

【材料】

  • 数の子1つ(約60g)
  • 長ねぎ 1/4本
  • ☆だし汁 1/2カップ
  • ☆醤油 大さじ2
  • ☆お酒 大さじ1
  • ☆味醂 大さじ1
  • ☆砂糖 大さじ1
  • ☆生姜 少々(チューブでも可)

 

作り方は、☆の煮汁に脱水した数の子と長ネギを入れて、煮詰めるだけですね。☆の煮汁の分量はもちろんはお好みで構いません。

 

数の子を「ピチット」で包みます。この状態で冷蔵庫に1~2日寝かせます。

数の子をピチットで包む

 

これが2日目の数の子です。水が抜けて、表面はカサカサに乾燥しています。

ピチットで脱水した数の子

 

軽く刻んでおきます。

脱水した数の子

 

煮汁に数の子を入れて煮詰めていきます。

魚卵の佃煮

 

ある程度水分が飛んだら、長ネギを投入。さらに煮詰めます。

数の子の佃煮

 

はい、数の子の佃煮の完成です。

数の子(魚卵)の佃煮

歯ごたえがあって、最高のご飯のお供になりました。ほとんど10才の長男が食べてしまいましたよ。

 

「ピチット」を使う魚卵の干物

1カップの水に、大さじ1の塩を入れた食塩水。この塩水に数の子を入れ、2時間おきます。

数の子の干物

 

水気を拭き取ったら、「ピチット」で包みます。

ピチットで魚卵の干物

 

はい、こんな感じ。これで、冷蔵庫に1~2日、保管します。

数の子の干物をピチットで作る

 

冷蔵庫へ。Good night...zzz

冷蔵庫で魚卵の干物

 

2日経過しました。6才の息子が「剥がしたい」というので、お手伝いしてもらいました。子供が触っても崩れないくらい、しっかりしています。

干物を扱う子供

 

この様に脱水されています。2日置くと表面は、カサカサの状態になりました。

ピチットで作った数の子の干物

【重さの変化】

脱水前 61g

 ↓

脱水後 48g

よって、13gの減少(21%分)。おぉ、かなり減ってますね。

 

しっかりした硬さがありますので、食べやすいように一口大に切って、焼いていきます。断面はこんな感じ。キレイですね。

数の子の干物

 

トースターで焼きますよ。

トースターで魚卵の干物を焼く

 

はい、数の子の干物の完成です。

魚卵の干物

 

噛み応えがあるので、もっと小さく切っても良いですね。

弾力が強いね。噛むと旨味がジュワっと口の中に広がるよ。美味しい。

 

まとめ

今回は、「ピチット」を使う魚卵の佃煮と干物の作り方をご紹介しました。個人的に、「ピチット」を使うメリットは、①脱水が早い②水分だけで無く臭みも取れる③脱水するのに場所を取らない。この3つだと感じています。安い買い物ではありませんが、美味しさにこだわりたい方はお試しになっては如何でしょうか?

 

こちらの記事は如何ですか?