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資源を学ぶ【ウナギいきのこりすごろく】で遊んでみた(レビュー)

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今回は、子供でもウナギの資源問題について学べる『ウナギいきのこりすごろく』をご紹介します。2020年7月14日発行の出来たてホヤホヤの教材です。実際に我が家の2人の息子(5才、9才)と遊んでみましたので、その様子もレポートします。

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目次(Contents)

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ウナギいきのこりすごろく とは?

『ウナギいきのこりすごろく』は、公益財団法人「日本自然保護協会」と中央大学の海部健三 准教授らが作成した、ゲーム感覚で楽しみながらニホンウナギの資源の問題について学べる教育ツールです(無料)。小学4年生以上が対象との事ですが、大人である私がやってみても十分楽しめる内容でした。ウナギの生態や数が減少している問題、人間との関わり合いについて学べます。

 

公式ページ>>>

www.nacsj.or.jp

 

ウナギいきのこりすごろく 遊び方

教材の準備

学校やワークショップで使用する正式版のすごろくは、公式ページから貸し出しが出来る様です。

 

ご自宅で挑戦する場合は、これも公式ページ内にダウンロード用ページ(https://www.nacsj.or.jp/unagi_game/download.html)が御座いますので、そちら利用することが出来ます。著作権についての注意書きも御座いますので、そちらを参照ください。

 

ダウンロードして印刷するもの

  • すごろくボード1枚(A3)
  • 解説カード4枚
  • さいころ・こまのサンプル
  • ウナギシート
  • まとめシート

カラー印刷が良いですが、無ければ白黒でもなんとか楽しめると思います!

 

事前学習と遊び方の説明

YouTubeに事前学習とすごろくの進め方について解説があります。これを子供達と一緒に視聴して、ゲームスタートとなります。ちなみに、この動画で大人も十分に資源問題概要の理解が深まります。


ニホンウナギの知っておいてほしいこと「ウナギいきのこりすごろく」事前学習・進行動画 ver.1

 

すごろく開始

あとは、動画の説明に沿って進めていくだけです。すごろくで体験できるのはウナギの一生です。海で孵化して、川を上り、川で暮らす。産卵が近くなると川を下り海に帰ります。海で産卵して一生を終える。途中「うなぎシート」に書かれている25匹のウナギが、色々な理由で減ってゆきます。なぜウナギが減ったのかを体感しながら、資源について理解を深めていくわけです。

 

まとめシート記入

最後に「まとめシート」を記入します。この「まとめシート」によって、すごろく内容の復習とウナギ資源について「自分で考える」ことが出来ます。ワークショップとして複数名で実施する場合は、ディスカッションするもの楽しいと思います。

 

ウナギいきのこりすごろく 我が家のレポート

それでは我が家でも息子2人と遊んでみましたので、レポートします。

 

先ずは教材を印刷しました。

ウナギいきのこりすごろくウナギ

 

すごろくボードのみ、コンビニでA3印刷しました。A4でも出来ないことは無いですが、子供が遊ぶには小さすぎると思われます。A3だったら十分です。

ウナギいきのこりすごろく

 

コマは、1枚の用紙から3つ取れます。1プレイヤーに付き1コマ。しかし競争することが目的ではありませんので、1コマを使って、みんなで遊ぶことも出来ます。我が家は1コマで楽しみました。

ウナギいきのこりすごろくウナギ

 

サイコロの目は3までです。手持ちのもので代用する場合は、注意してください。

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まずは、Youtubeを見て、事前学習とすごろくの遊び方を覚えます。10分弱の動画なので、ストレスなく視聴できます。ゆっくりとしたスピードで語られており、2人とも食い入る様に見ていました。5才児でも雰囲気は掴んでいるんだと思います。とても分かりやすい動画でした。

 

さぁ、すごろくスタートです。やっているうちに、だんだん自分がウナギになった様な気分になれます。無事に海に戻りたい。。。

 

途中でこの4つの「解説カード」が活躍します。

 

「解説カード」は、すごろくの要所で開いて読むように指示されます。ウナギは安心して暮らしていきたいのですが、さまざまな難関が待ち受けています。どのような問題があるのでしょうか。もちろん、ウナギの天敵は人だけではありません。

 

5才の息子も25匹のウナギがだんだん減っていくという内容は理解していた様です。ゴールするまで、出来るだけ多くのウナギを残したいという気持ちが湧いてきました。「解説カード」の内容は、5歳の子にはまだ難しいかな。

 

ゲーム終了。スタートからゴールまでの所要時間は40分でした(途中、私からサポートで解説した時間も含みます)。途中で色々な困難に見舞われましたが、最終的には7匹のウナギが海に戻って来ました。子供達も「残って良かった」という感想を持った様です。

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場合によっては、全部のウナギがいなくなるというケースも出てくるそうですが、そんな時もゲームは続けるように指示されています。

 

9才の長男は「まとめシート」も記載しました。なぜウナギが減ってしまったのか。じゃ、どうすれば減らさなくて済んだのか。いろんな思いを巡らせました。今回は大人と子供でしたが、ワークなどで子供同士で話し合いをさせれば、大変良いと感じました。

 

まとめと感想

今回は、『ウナギいきのこりすごろく』をご紹介しました。YouTube動画とすごろくでたった1回遊ぶだけで『資源の問題がある』ということを子供たちが認識できました。非常に分かりやすくて良い教材と感じました。ウナギの数が減るのには、様々な原因があります。自然の摂理であれば、そのままで良いでしょう。人がコントロール出来るのは、人が関わる部分です。それが何なのか、それについてどう思うかを考えさせてくれる教材です。その答えは書いてありません。考えるのです。

『ウナギいきのこりすごろく』、大変おすすめ出来ます。是非、時間を見つけて、トライしてみて下さい。お子様に、ウナギを通して、資源にも限りがあるということを知ってもらう良い機会となると思います。

 

海部健三先生の著書

 

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