調味料の計量を省く方法は無いかな?
今回は、料理の時短への試みです。
鍋に調味料をグルっとひと回しした時に、どれくらいの量が入っているか、計測してみます。
料理のレシピを見ると「醤油 大さじ2」とか「お酒 大さじ3」と書かれていますね。それをカップやスプーンを使って、正確に測り取るのは、もちろん良い事です。しかし、毎日の事なので「面倒」に感じませんか?
そんな時は、目分量!(笑)
ただ闇雲に目分量にすると結果がどうなってしまうのか、それから慣れるまでに時間が掛かる可能性がありますね。それだったら、1度だけで良いので、ご自分で実験してみて、目安を作っておくと良いと思います。
今回は、よく使う調味料である「醤油」「味醂」「お酒」を容器から鍋にグルっと一回し移した時に、どの程度の量が入っているか計測してみます。
これが分かれば、料理のひと手間が省けますね!それから、毎回の料理に微妙な味の変化が生まれ、飽きが来ないというメリットも実際に感じています。
鍋にグルっと一回しの量、実際に測ってみましょう。それではスタート!
調味料計測 テスト方法
想定としては、よく使う24cmの鍋に、直径20cmくらいの円を描く様に、調味料を投入することを考えます。こんな感じです↓
この鍋と同じ大きさのボールがありますので、これを使います。
ボールを秤(はかり)の上に置いて、調味料を一回し、重さを測定します。一回しだけでは誤差が出る可能性がありますので、二回しのデータも取ります。回すスピードは、一回しで1~2秒です。
我が家で使用している調味料です。ごく一般的なものだと思います。お酒は料理酒では無く、パックに入った清酒を使っています。
ボトルの口の形状はこの様なモノです。お酒は、口が広いですね。
味醂とお酒も醤油と同様に、鍋に一回しと二回しの重さを計測します。その重さを、「大さじ」の量に変換する予定です。
調味料計測 テスト結果
結果は次の様になりました。
これを「大さじ」に換算してみましょう。
- 密度:醤油と味醂は1.2g/cc。お酒は1.0g/cc。
- 大さじ1は、15cc
密度と大さじ1の量は、上の条件を使用しました。これを用いて換算すると以下の様になります。
小数点が紛らわしいので、四捨五入するとこうなります。
思いの他、スッキリと仕上がりました!一回しと二回しで誤差が大きくなるかと思いましたが、大きくありませんでした。醤油と味醂は、粘度の違いがあるはずですが、誤差の範囲内で、どちらも「一回しで大さじ2」という結果となりました。
また、お酒は予想通り、粘度も低くボトルの口も大きいことから、多めに入り「一回しで大さじ3」という結果になりました。
我が家で使う調味料で、以上をまとめると
- 醤油と味醂:約 大さじ2
- お酒 :約 大さじ3
となりました。この様にして、ご自分の使用している調味料と、一回しの作業クセを含めた、おおよその量を掴んでおけば、その後ずっと目安として参考になるものと思います。
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まとめ
今回は、鍋に調味料をグルっとひと回しした時に、どれくらいの量が入っているか、計測しました。私が使用している調味料と私の作業クセからすると、一回しで、醤油と味醂は大さじ2、お酒は大さじ3が鍋に加えられることが分かりました。この様な目安を持つことで、料理の時短が可能となります。
また、「いつも同じ味とならない=飽きが来ない」というメリットも、実際に感じています。皆様の参考になると幸いです。
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