美味しいサーモンの取り寄せ20選>>>こちら

「魚食革命 津本式 究極の血抜き(完全版)」ってどんな本?オススメする理由。

当サイト記事には広告を含む場合があります。

今回は2020年1月に初版された『魚食革命 津本式 究極の血抜き【完全版】』ご紹介します。どんな本なのでしょう?感想も添えます。

f:id:DadTech:20200804210231p:plain
このブログで何度も取り上げている魚の仕立て方法『津本式 究極の血抜き』については、津本さんが開設されているYouTubeで、惜しげもなくその技術の解説がされています。その動画本数は、 2016年の初回から数え、2020年7月1日現在で224本。その中にはなんと1000万回再生を越える人気動画も御座います。

 

例えばこのヒラメの回は、230万回を越えていますね。津本式の専用道具が発売される以前の動画です。道具ありきでは無く、人気を博したことが伺えます。この動画の中では、新しい仕立て方法を探求するキッカケとなったのがヒラメであることを明かし、津本式のルーツが語られています。


究極の血抜き ヒラメ編 津本式バージョン vol.40

 

200本を超えるコンテンツの動画がありますから、津本式に興味がある方は、YouTubeを参照されることが多いと思います。

 

その一方で、これまでの技術革新の『総まとめ』として発売されてるのが本書『魚食革命 津本式 究極の血抜き』です。

 

本書を購入するか悩んでいる方もおられると思いますが、ポイントは、動画があるから本は必要ない?だと思います。そんな中、私は本書を買って良かったと感じています。今回は、その理由について記載していきます。

津本式仕立ての魚は2020年5月より楽天市場で購入できます→『魚仕立屋・津本式 楽天市場店

目次(Contents)

=スポンサーリンク=

本書の良い点

津本式の技術が体系的にまとめられている

そもそも本ですから、分かりやすくまとめられている事を期待している訳ですが、その期待を裏切りません。総論から各論へと話を進める中で、多くの写真や図が使われていて、視覚的に分かりやすく仕上げられています。目次を紹介すると

  • 津本式 究極の血抜きとは(津本式チャート)
  • 基本編
  • 魚種別編
  • 熟成編
  • 科学が証明する津本式利点
  • Q&A

の様になっています。

 

津本式の概要の説明のあと、チャートを使って各作業の大まかな流れと解説がなされます。

 

次に「基本編」で各作業の詳細が説明がされています。例えば『脳締め』であれば、なぜそれが必要か、具体的にどのように作業を行うか、について写真を使って詳しく解説してくれます。どこがポイントかも書かれています。また、津本式の専用ツールの紹介もこの「基本編」の中にあります。

f:id:DadTech:20200701194242j:plain

 

「魚種別編」では、13種類の魚の仕立て方が解説してあります。大きな写真や絵を利用していて大変見やすいです。代表的なマアジやマダイだけでなく、形が特殊なヒラメやマゴチ、ハモなども取り上げられて、体形を意識して魚種が選ばれていることが分かります。

f:id:DadTech:20200701194208j:plain

 

「熟成編」では、熟成の原理と美味しいさの理由。家庭での熟成方法などが紹介されています。

f:id:DadTech:20200701194320j:plain

 

最後に東京海洋大学の高橋博士が、科学的に「究極の血抜き」が優位であることを検証した結果について、解説されています。

 

仕立て方法は絵や写真が多く分かりやすい

YouTubeを見ていると「あれっ、今どうやったの?」と分かりにくい箇所が出てきます。どうしても作業している手や道具の陰になってしまい、見にくい箇所があるのです。本書はその点を絵や写真などを用いて、分かりやすく見せてくれています

例えば、この様なものです。

  • 脳締めの位置
  • 一般的な魚の構造
  • 神経穴と動脈穴の位置
  • 圧迫の際にホースを当てるべき位置
  • エラの切断箇所

 

f:id:DadTech:20200701194350j:plain

津本式の知りたかった疑問に答えてくれる

私自身、家庭料理に津本式を取り入れられないか、試行錯誤しているところです。自然の恵みを頂くからには、少しでも美味しく食べたいという執念からです。自宅で津本式を行っていると、色々な疑問が出てくるのです。本書はそれらに答えてくれています。例を挙げると、この様になります。

  • 絶命した魚でも神経を抜くべき理由
  • 神経締めにワイヤーを使わない理由
  • 立て掛け時の血の量と時間の優先順位
  • 身が水っぽくなる理由の考察と対処
  • 魚の血と風味の関係
  • 魚種に適した熟成期間
  • 熟成させた魚の食べ方

 

口コミはどうでしょう?

さて、本書の口コミはどうでしょう。ネット通販で購入された方の口コミをいくつか挙げてみます。どの様なモノがあるでしょう?

評価★★★★★

2020年1月時点で180本にも及ぶ津本式の公式動画。そのノウハウの殆どが体系的にまとめられており、魚を仕立てる際に非常に役立ちます。youtubeの動画に抵抗のある方、計100時間超の動画を見る余裕がない方に大変おすすめです。

評価★★★★☆

読む場所は多くないので、読み物として期待されて買うと微妙な本となるんじゃないかと思います。

評価★★★★★

You Tubeでも丁寧に説明してありますが、分かりにくい部分を分かりやすく図解してあって読みやすく、理解しやすい内容でした。
You Tubeだけで大丈夫だよって方はわざわざ買う必要は無いかもしれませんが、動画の内容が凝縮されているので動画を見返すよりも本を読んだほうが素早く確認できます。

 

やはり、Youtubeだけで分かりにくい部分を解説してくれる点に「良かった」という意見が多いことが分かりました。

第二弾の書籍も御座います。 「魚の熟成方法」にフィーチャーしています。

津本式の魚は楽天市場で購入できます→『魚仕立屋・津本式 楽天市場店

=スポンサーリンク=

まとめ

今回は『魚食革命 津本式 究極の血抜き【完全版】』をご紹介しました。津本式について、知りたいことを200本を超えるYouTube動画からピックアップするのは大変な作業になるでしょうから、体系的にまとまった本書が手元にあれば、効率的に情報を得ることができます。図が多く分かりやすいので、知らない方にも取りつき易い入門書としてもご活用いただけると感じました。

 

こちらの記事もいかがですか?

津本式については、以下の記事も御座います。

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

コメントお願いします(※は必須項目)

コメントする

目次(Contents)