![](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/2023/09/20200820222116_120.jpg)
魚のカマの塩焼き美味しいよね。下処理に何かコツはある?
![](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/2023/09/profile-150x150.jpg)
今日は塩水にカマを浸けて臭みを抜く方法を紹介するよ。良かったら試してみてね。
今回は魚のカマの塩焼きの作り方をご紹介します。
一般的にカマの塩焼きの作り方では、下処理として塩をダイレクトに当てる方法が紹介されています。今回はそれと違った、塩水に浸ける方法をご紹介します。
魚の干物の作り方として、「塩水に浸けて干す」というのは良く知られた方法です。塩水の浸透圧の効果を利用するのですね。魚を塩水に浸けることによって期待できるのは
- 魚から臭みを抜く
- 魚から水分を抜き旨みを濃縮
- 塩味を与える
ということでしょう。実はこれって塩焼きにも応用できるんですよね。あて塩とは違い、満遍なく塩が行き渡るのもメリットです。
塩水に浸けるという少しの手間で、美味しく頂けますので、是非試してみて下さい。写真を使って、説明してゆきますね。それではスタート!
![塩水で下処理!「ブリカマの塩焼き」作り方ご提案(魚カマ塩焼きレシピ)](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113220415.jpg)
ブリカマ塩焼き 本日の個体
今回使用するのは北海道産 天然ブリのブリカマ。1つあたり約350gと充分な大きさです。合計で700gなので、4人分はありますね。美味しい塩焼きの第一条件ですが、新鮮なカマを選んで下さい。身の色が鮮やかでハリのあるカマです。
![ブリカマ塩焼き 本日の個体](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213151.jpg)
まな板に出すとこの様な状態。まだ小さいウロコが付いていますし、背骨があった場所には、血合いが多く残っていますね。それでは下処理をしてゆきます。
![ブリカマ塩焼き 本日の個体](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213156.jpg)
ブリカマ塩焼き「下処理」掃除
先ずはウロコを取りましょう。細かくてシッカリしていますのでちょっと面倒ですが、大まかにはウロコ取りを使って。
![ブリカマ塩焼き「下処理」掃除](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213244.jpg)
細かい箇所は包丁で落として行きましょう。
![ブリカマ塩焼き「下処理」掃除](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213328.jpg)
この様に血合いや汚れが残っていますので、出来るだけ丁寧に除きましょう。
![ブリカマ塩焼き「下処理」掃除](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213332.jpg)
この様にスプーンや爪楊枝を使うと取りやすいですね。
![ブリカマ塩焼き「下処理」掃除](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213337.jpg)
はい、この様に綺麗に掃除が出来ました。すっきり気持ち良い♪
![ブリカマ塩焼き「下処理」掃除](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213343.jpg)
15年以上の経験の中で「魚料理に便利」と感じた道具を紹介しています。
ブリカマ塩焼き「下処理」塩水浸け
さて今回のメインイベント「塩水に浸ける下処理」です。塩の量は、カップ1に大さじ1と覚えて下さい。今回は、カップ3(600ml)の水に対して、大さじ3の塩を使いました。塩を入れたら、かき混ぜてよく溶かして下さい。
![ブリカマ塩焼き「下処理」塩水漬け](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213439.jpg)
ここに先ほど掃除をしたブリカマを沈めます。
![ブリカマ塩焼き「下処理」塩水漬け](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213444.jpg)
浮いてくるのがイヤなら、落とし蓋🐽を。この状態で1時間くらい放置!
![ブリカマ塩焼き「下処理」塩水漬け](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213448.jpg)
約1時間が経過しました。塩水が汚れているのが分かります。
![ブリカマ塩焼き「下処理」塩水漬け](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213454.jpg)
ブリカマを出すと塩水はこの様な状態で、汚れを抜き取った色とヌメリがしています。また、生臭さも感じます。即ち、塩水が汚れを吸収したのですね。
![ブリカマ塩焼き「下処理」塩水漬け](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213459.jpg)
カマは表面の水分を拭き取りましょう。焼くまでに時間がある場合は、ラップなどせずに冷蔵庫で乾燥させても良いと思います。干物と同じ発想です。
![ブリカマ塩焼き「下処理」塩水漬け](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213504.jpg)
ブリカマ塩焼き グリル調理と実食
あとは焼くだけですね。身が厚い部分には飾り包丁を入れましょう。
![ブリカマ塩焼き グリル調理と実食](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213556.jpg)
我が家のグリルは上面から火が当たります。先に身側から焼いてゆきます。
![ブリカマ塩焼き グリル調理と実食](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213601.jpg)
中火で約10分焼きました。焼き具合は、カマの大きさやグリルの火の強さにもよりますので、時々確認しながら美味しそうな焼き加減を目指しましょう。
![ブリカマ塩焼き グリル調理と実食](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213605.jpg)
裏返して皮面を5分焼きました。お皿に盛り付けたら、ブリカマの塩焼きの完成です(^^♪
![ブリカマ塩焼き グリル調理と実食](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213610.jpg)
いただきます。
![ブリカマ塩焼き グリル調理と実食](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221113213616.jpg)
![](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/2023/09/profile-150x150.jpg)
塩がなじんで美味しいよ!臭みはまったく無い。ここにポン酢が好みだなぁ💛
=スポンサーリンク=
まとめ
今回は、ブリカマの塩焼きの作り方をご紹介しました。その中で、下処理は当て塩ではなく、塩水に浸ける方法を提案しました。干物づくりを応用する様な形で、臭みを取る・旨みを凝縮する・満遍なく塩を渡らせる効果が期待できます。私はこの方法がお気に入りです。機会があれば、お試しください。
▼以下の記事で魚料理のサブスク(定期便)をご紹介しています。
![](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/2023/09/profile-150x150.jpg)
簡単・手軽にご自宅で一流の味をお楽しみください!
![](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20211217235919-300x300.jpg)
![](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20221107101707-300x300.jpg)
![](https://www.jinta-express.com/wp-content/uploads/hatena/20220813142102-300x300.jpg)
コメントお願いします(※は必須項目)